三菱ギャランVR−4 オーナー松本様
V6 2.0Lツインターボエンジン搭載でマニアル車のギャランVR-4です。
オーナーの松本様は低予算でもいい音が出せるのならと、当方へ来店して下さいました。
採用したのは高出力(最大8.5V)低インピーダンス(50Ω以下)のプリアンプが
発売当時話題を呼んだ、純アメリカ生まれで日本仕様のアンプレスCDヘッドユニット、
ロックフォードRFX-8140Jを中古品コーナーより選択してくれました。
今現在でも最高のサウンドを奏でてくれる数少ない銘機です(当方もお気に入りでした)。
トランクには結構荷物を載せるというオーナーさんの為に、
JBLの割とコンパクトなアンプGTS180xを中古品コーナーより決めて頂きました。
発売時は¥48.000(税別)とコストパフォーマンスに優れた、非常に使いやすいアンプでした。
何故か残念な事に写真で撮影するのを忘れましたが、フロントスピーカーは
アンプと同メーカーJBLの銘機508GTiを長期在庫の新品で購入して下さいました。
取り付けはシンプルにインナーバッフルでしたがデッド二ング等もばっちり仕事をしておりますので、
それとアンプとの相性も悪くなかったのかなぁ…なかなかいい音が聴けました。
仕様〜CDプレイヤー:ロックフォードRFX8140J、
アンプ:JBL GTS180x、スピーカー:JBL 508GTi他、
シンプルイズベスト、この車のコンセプトです。
オーナーの松本さんはこれだけの商品を決めて頂くのに当方とじっくりお話をして決めてくれました。
ヘッドユニットには現在ではなかなかコンディションの良いモノが少なくなってきましたが、
往年の名機ロックフォード8140Jです。その後にこのブランドは国産のOEM機
(どう見てもDENON?)の8250や8240等へと移行しますが、
純粋なロックフォードサウンドはやっぱり8140しかないと断言できます。
予算の都合でアンプ、スピーカーはJBLの旧モデルを搭載してみました。
完成後の視聴では若干かっちりした傾向で高中低域共にまとまりが良く、
音の立ち上がりはなかなか良かったように感じられました。
SNも思ったより悪くはなく芯がしっかりとしサックスやギターはリアリティーもありました。
しかし、ピアノのタッチが暗めで明瞭ではなく、
ステージングは少し狭く感じたのが悪い印象でした。
まだまだこれからですが、いろいろチャレンジするのをお勧めしたい一台でした。