ダイハツムーヴカスタム オーナー荒木様
出来る限りコストを抑えていい音で音楽を聴きたいと来店したのは、
自作派ダイハツ・ムーヴカスタムのオーナー荒木さんです。
当方の中古品コーナーから色々掘り出しては、地道にシステムを組んで行かれました。
ヘッドユニットには発売開始から早いもので余裕で10年以上は経過する、
カロッツェリアのアンプレスCDヘッドユニットDEX-P9を採用しました。
マーブル調のシートで仕上げられたアンプラックにはヘッドユニット同様、
懐かしの4chパワーアンプのカロッツェリアGM-3400χをセットする。
アンプ下にはCDチェンジャー、カロッツェリアCDX-P1250と蓋を開けると電電系のキャパシター等装備する。
本当に中古品のオンパレードと言う感が伝わってきます。
Aピラーへマウントされるのは、
コストパフォーマンスの高いマクロムのUNSシリーズの20mmソフトドームトゥイーター50.20を採用。
知人から譲り受けたと言うミッドレンジはMBクォートDSD213の13cmミッドレンジユニットを搭載。
キックに取り付けられたネットワークもMBクォートのモノで、とりあえずコストを掛けずに楽しんでいるみたいです。
仕様〜CDプレイヤー:カロッツェリアDEX-P9、CDチェンジャー:カロッツェリアCDX-P1250、
アンプ:カロッツェリアGM-3400χ、ネットワーク:MBクォートDSD213用パッシブ、
スピーカー:マクロム50.20、MBクォートDSD213用ミッドレンジ、キャパシター:Junline DCP-100F他、
ケーブル関係やショートパーツ以外は、ほぼ中古品コーナーと知人から譲り受けたモノを持ち込んで来ては
当方からアドバイスを受けて行きながら、マイペースでコツコツ仕上げたのがムーヴカスタムのオーナー荒木さんです。
カロッツェリアDEX-P9は純粋なアナログ機で、18Bit 8倍オーバーサンプリングのD/Aコンバーターを装備する今となっては珍しいユニット。
失礼な言い方かも知れませんがここまで骨董品でその上10万円も掛けていない(中古だから安く出来たのだけど…)
システムを組んでいるとサウンドも期待出来ないのでは?と思いますが、荒木さんのお好きな女性ボーカルにはそこそこマッチした、
艶のある質の高い音質が体感出来た。まだまだこれからの方ですがカーオーディオの楽しみ方は人それぞれですから、
予算が無いからと言って恥ずかしがらずに、この荒木さんの様な前向きな方も当方では応援しております。