このお車は18)でご紹介しましたムラーノの野村さんの奥さまのワゴンRです。実は買い物車だそうです。

車載用CDレシーバーとして世界初の真空管バッファアンプを搭載し、シャンパンゴールドのアルミフェイスと落ち着きのあるアナログメーターが渋い〜パナソニックCQ-TX5500Dを採用して下さいました。
残念ながらこのモデルは生産を終了してしまいましたが、今でも忘れられないある意味銘機でしょうし、なかなかいいサウンドが聴ける数少ない内蔵アンプ機です。

CQ-TX5500Dの内蔵アンプでのシステムの為、外部アンプは御座いません。
写真でのネタがないのでAVナビシステムは、ヘッドユニット同じメーカーパナソニックCN-DV255Dを採用していますので撮影しました。
CDもDVDも事の他いい感じで鳴っているのが印象的でした。

独特なバランスと配置でアウターバッフルを製作してJBLの16cmセパレート2Wayスピーカー、P650Cをインストールしてみました。
内蔵アンプでの再生だからと言って、デッド二ングも抜かりなくキチンと行って御座います。

仕様〜CDプレイヤー：パナソニックCQ-TX5500D、AVナビシステム：パナソニックCN-DV255D、スピーカー：JBL P650C、キャパシター：CloudNine CAP-33他、

今回は内蔵アンプで頗るいい音を出してみようがコンセプト。常連のお客さん、野村さんの奥さまの買い物車で、トランクは確実に買い物袋で満載になる事もあるらしく外部アンプは使用しない。
そこで奥さまにはパナソニックCN-DV255DとDENONのDCT-R10の2機種で選択して貰う事に。結局はAVナビ含めてパナソニックに決定。
完成後に視聴しましたが、内蔵アンプとは思えない気持ちの良い温かみとしっぽりと聴かせるサウンドで真空管の影響なのかなぁ〜可也いい感じでした。
どんなミュージックソースもそつなくこなしてくれ、女性の様にパワフルにサウンドを聴かない方には間違いなくお勧めしたい。
余談ではあるがある日、新規のお客さんが来店した時に常連さん達のキチンと外部アンプを搭載している4人のお車と、
このワゴンRを含めた5台で視聴して頂いたところ「この車が一番いい！」と言っていたのが印象的でした。
比較視聴後、「この車だけ内蔵アンプで鳴っているんだけどねぇ〜」っとその方を常連の一人が小馬鹿にしたら来なくなってしまいましたが〜(おいおい…)。