トヨタ チェイサー オーナー川内様
店内で製作中の2.5L直6ターボーのマニアル車、X100型チェイサーはトヨタディーラーメカニックマンのオーナー川内さんの愛車。
このチェイサーもこの型で時代の流れと共に生産を打ち切ってしまいました。しかし現在でもまだまだ人気の高いモデルです。
ヘッドユニットは見た目的にはちょっと〜なのですが、バーブラウン24Bit
D/AコンバーターやDACの電源を独立構成させアナログ部を4層基盤ににする等、
見た目以上に高音質設計が施されているケンウッドZ929を持ち込みで採用。組み合わせているAVシステムも同社のHDZ-2570itsもオーナーの拘りが伺える。
今回も当方中古コーナーより、懐かしの旧ナカミチアンプ4chのPA-350とモノのPA-400Mの組み合わせ。
このアンプはご存知の方も多いと思いますが小林耕三氏(ナカミチ技師長)と石田稔明氏(a/d/s技術取締役)の2人が生みの親とされている、
発売から20年以上も経過しておりますが今だにファンの多いモデル。デバイス機器ナカミチEC-302と共にトランク背面に搭載してみました。
オーナーが当方へ持ち込んできたのはアルパイン、16cmの2WayセパレートスピーカーDLC-176A。
キチンとデッド二ングを施し、インナーバッフルを製作して丁寧に取り付け作業をして御座います。
内張りはオーナー自らが染めQで白く塗装しておりました。
トランク内にはボックスタイプのサブウーファー、カロッツェリアTS-WX100を持ち込んできました。
これは25cm射出成形PPコーンウーファーをバンドパス方式とし、
伸びのある力強いウーファーで、発売当時はカーオーディオ初心者に人気の高かったモデルでしたねぇ。
仕様〜CDプレイヤー:ケンウッドZ929、AVナビシステム:ケンウッドHDZ-2570its、
デバイス機器:ナカミチEC-302、アンプ:ナカミチPA-350、PA-400M、
スピーカー:アルパインDLC-176A、サブウーファー:カロッツェリアTS-WX100他、
この100型チェイサーのオーナーの川内さんは暇を見てはサーキット場に愛車を持ち込んでいると言う方で、後部座席足下にノスタンクが乗っかっていたのには驚かされました。
最初は色んなオーディオ機器をを当方に持ち込んで、夢はワイルドスピードかなぁ〜なんて思いましたが予算の都合なのかなぁ〜、
中古品コーナーでナカミチの古き良きPA-350とPA-400Mをチョイスして来たのは意外でした。
ディーラーメカニックのオーナーですので一応一通りオーディオは自分で搭載したものの、
なんかいい音が出ないという事でしたので当方がやり直す事に。
あえて買い替えは進めず今現在オーナーの所有するモノで、いい音を出すというコンセプトで作業を始めました。
デッド二ングにインナーバッフルの製作等行い、どんな音がするのだろうと思いながら仕事をしてきました。
完成後の視聴では解像度がどうの、音の奥行きがどうのというより明るくハキハキしたサウンドが印象的でした。
音楽を楽しく聴きたいという方には悪くはないと思いますが、
ガンガンにボリュームを上げるとスピーカーユニットに限界を感じたのと、トランクのサブウーファーが邪魔に感じて来る様になる。
下手をすればサブはいらないのでは?と思える位、前でいい音でなっているのでなんかもったいなかったかなぁ〜。
マルチアンプの御蔭かなぁ?音のバランスは思った以上に良かったのが印象的でした。
後でそのTS-WX100ウーファーを鳴らしていたと思われるカロッツェリアのアンプ、
GM-X402を下さいまして現在でも当方のお客様貸出アンプで大活躍させてます(ありがとうございました)。
<