アルファロメオ147 Twin Spark オーナー:O様(仮名)
カーオーディオ歴20年以上!車内音響の世界にドップリとハマり、
当方ともお付き合いの長い常連のお客様でありますOさん(仮名)。
ウチに来るようになって3代目の愛車はアルファ147でした。
このホームページ制作には特に「気ままにカーオーディオ懐古録」での視聴には、
かなり協力して下さいました。
よくメディア媒体でメーカー等からギャラを貰ってコメントしている
眉唾モンの評論家(全てでは無いけど)達とは違い、
本音で的確な感想を出し合いながら他の人達とも交えてオーディオ談議に付き合って下さいました。
古くはナカミチTD-1200U、100td等使用して来たO氏は実はコレクターでもあり
現在は、クラリオンDRZ9255Special Edition他も所有する。
オーナーが今回選択して来たのは銘機ナカミチ!そのTD-700依頼のヒット商品となった
CD-700をベースに、純粋に高音質を目指してリファインした限定生産モデルCD-700Millenniumです。
オーナーはアンプも色々と所有しておりますが、
此方は趣味がカーオーディオと言うこの道の
超ベテランである開発マネージャーKevin Rohlfs氏が、
同社に併設された工房でパーツを全て厳選し手作りで研究、
製造しているまさに長年自作派をして来たOさんにはピッタリのアンプ、
リニアパワーのメタルキャンタイプのパワートランジスター
TO-3を採用する2202iQが搭載されている。
昔当店で購入して下さいまして、今ではオーナーのコレクションの一台となっております。
綺麗に使って頂いて感謝です。
アンプカバーを開けるとOさん拘りのN.Wが!
オーディオテクニカの端子台を使っていれば、
コンデンサーの交換も容易に行えますねぇ〜。
トリテックのコンデンサーは現在ではあまり手に入らなくなって来ましたが、
最近ではムンドルフも使用しています。
Aピラーにはアルミ無垢材削り出しのハウジングに内包された、
軽量28mmポリエスターソフトドームダイヤフラムと内磁型アルニコマグネットの組み合わせにより
高能率を実現したと言うファスのトゥイーター、AT28EVOが搭載されている。
ミッドベースは6インチ、アノダイズドアルミコーンウーファーJBL C608Wを組み合わせて使用している。
カーオーディオの視聴の仕方や拘り、
聴感も人それぞれですが当方に来店するお客さんの中でも5本の指に入ると思う
感性の持ち主で、週に何度か遊びに来て下さるOさん(仮名)。
あまり多くを語らず的確に音の良し悪しを判断すると共に
そのユニットの性格をオーナーの好み度外視でコメントして下さいました。
仕様〜CDプレイヤー:ナカミチCD-700Millennium、
パワーメーター:オーディオテクニカMS-DPM7、
アンプ:リニアパワー2202iQ、ネットワーク:Oさん流オリジナル、
スピーカー:ファスAT28 EVO、JBL C608W 他、
当方としましても本音で話せる数少ないお客様の一人です。
「お客様紹介」の欄に良くいらなくなったモノを当方に置いて行くと言う事を書いていますが、
常連のOさんはあえてメーカーは公表しませんがどんなに高額商品でその上最新モデルでも、
メディア媒体で推奨しているユニットでも、本当に気に入らなければ使用しないと言う
拘りのあるカーオーディオ愛好家の一人です(その御蔭で本当に高価なモノでも色々と頂きましたが…)。
更に各ユニットの視聴においても的確にコメントをして下さいますし必ずと言っていい程、
ウチで製作し終えたばかりのお客様のサウンドを聴いてはそのいい所、悪い所を語って下さいます。
オーナーのアルファ147のオーディオインストールは全てが自から手掛け、
オーナーの自宅から東京の秋葉原までは車で一時間位の距離ですので、
ネットワークのパーツ(たまにビンテージでレアなコンデンサーも見付けて来る)の買い出しや
ショートパーツに至るまで本当に拘りを見せる。
無駄なモノや音響に全く関係のないモノにおいては使用しないと言う徹底ぶりで、
だからこそシンプルにまとまったシステムなのです。
当方が視聴させて頂きました感想は立体感がしっかりと出ており、
まさに雰囲気で音楽を楽しむと言う世界感。
お得意のジャズヴォーカルは色気もあり、
ウッドベースにおいても重心の低いリアルなサウンドを車内に展開する。
本人いわく「まだまだこれから〜」と謙虚な言葉を頂き「車が乗れなくなる位、
年をとってもやって行く」と信念を語ってくれたのが印象的でした。