日産　ティーダ　　オーナー荏原様

１００万円OVER システム例

カーオーディオフリーク荏原さんの愛車日産A11ティーダは、
MISMO S-tuneモデルを新車でその上オーディオレスで購入。
そのまま納車日に当方へ持って来られた方でした。

残念ながら現在では発売終了になってしまいました、
カロッツェリアのDEX-P01�Uを新品で採用して下さいました。
このいつまで続くか分からない景気の低迷、そしてそんな時代の流れと共に
高級オーディオも一部のマニアにしか受け入れられない世の中。
CDすら売れない現在では、メーカーも一般人向けの商品に
力を入れなければならないのが現実ですかねぇ〜。

当方製作のアンプボードです。
正面には、アメリカのカスタムデザイナーでも有名な
チップフースデザインの大型4chアンプ
ARCオーディオFD4150を使用して御座います。
これはARCの中でも中級モデルでは御座いますが
トルク、音の立ち上がりのスピード感においては最上級モデルの
Signature Editionにも匹敵するスペックを持っており、なかなか侮れないです。

ボードは二段式になっておりましてFD4150の下には、
同FOOSEモデルの中では一番コンパクトなFD2100とカロッツェリアのプロセッサーDEQ-P01�U、
そしてキャパシターにはアロマプロのTheCap5をキチンとまとめて搭載しております。
因みにFD2100でトゥイーターを、FD4150でミッドウーファーとサブウーファーをドライブさせております。

スピーカーは当方では初めてでした名門ダイヤトーン。
そのDS-SA3を取り入れてみました。
まずトゥイーターですがAピラーにシンプルに取り付けてみましたが、
レザーを張るさいにひと苦労しましたねぇ〜。
ダイヤトーンでは中級(それでも￥250.000)モデルですが
当方ではこんなに高額なスピーカーは殆ど売った事がなかったので、
どういうサウンドになるのかなぁ〜って、期待しながら製作してみました。

6インチのミッドベースは純正位置へ、アウターバッフル化してインストールしております。
此方は最上級モデルDS-SA1(定価￥500.000)のユニットと多分変わらないモノと思います。
ダイヤトーン伝説のアラミドスキンのハニカムコーンが渋いですねぇ〜。

フロント２Wayのシンプルなシステムですが流石ダイヤトーン、いい音出してますねぇ〜。

これはカーオーディオ用ではない。
ホームオーディオをやっている人ならご存知と思いますが
あのダイヤトーン、1台￥500.000(税別)のスピーカーDS-20000用の27cm
アラミドハニカムコーンウーファーPW-2706をパラレル接続(3Ω)で使用しております。
当方が秋葉原の某お店まで行き、オーナー様の為にどうにか新品を探し出しました。
多分車で使用している方はまあ〜いないと思いますが、
本当に超低音域まで再生してくれるいいユニットです。
エンクロージャーは高級米松合板に英国音響用ニスを贅沢に使い
着色して散布して御座います(あのダイヤトーンの設計担当の人が見てビックリして、
デジカメでバシバシ撮影していたのが印象的でした)。

まだまだ製品的には中級クラスですが、
お金に余裕がある時にはバージョンアップしながら
カーオーディオを楽しんでいる常連のお客様、
荏原さんの愛車でした〜。

仕様〜CDプレイヤー：カロッツェリアDEX-P01�U、
AVナビシステム：カロッツェリアAVIC-HRV110G、
プロセッサー：カロッツェリアDEQ-P01�U、
アンプ：ARCオーディオ：FD4150、FD2100、
スピーカー：ダイヤトーンDS-SA3、
サブウーファー：ダイヤトーンPW-2706、
キャパシター：アロマプロTheCap5、ブレイムスHQR-1.3F他、

2010年に行われました、M'sLine主催のサウンドミーティングのSクラスに置きまして、
数多くのエントリー車両の中から“ベストユーザー賞”(一般人気投票1位)
という名誉ある賞を頂いたのがこの日産ティーダです。
又、そのイベント後に他店のお客さんでこの車よりも商品の金額的にも
2クラスも上でエントリーしていた(よく金あるなぁ〜)方が、
当時会場で視聴して下さったみたいで「どうしたらあんないいサウンドが出せるの？」
と遠路はるばる遊びに来て下さったのも事実です。
更に、ダイヤトーン製作担当の方がわざわざこの車を視聴しに来て下さいまして
「ここまでうちのスピーカーをアグレッシブでいて、個性的にならしている車は
今まで聞いた事がない！」と大絶賛してくれたのもこの車でした。
既に当方の常連様になって早10年になろうとしている
付き合いの長いオーディオフリークの荏原さんは、
当方でも2〜3割程しかいないとされる商品をフル新品で購入し
インストールも当方に任して下さる(こういう方の御蔭で他のお客様に中古品が回る)方で、
年に何度かバージョンアップを行ってきました。この車は一応その10年の集大成です。
今まで使用して来たスピーカーはJLオーディオ、JBLそして
今回のダイヤトーンと今までの中でも1番お気に入りとか。
カロッツェリアのプロセッサーはクロスオーバーだけで
タイムアライメント、イコライザーは一切かけておりません。
当方の視聴では、少しスッキリとしたサウンドでボーカルは声が若々しく聴こえる。
しかし、歌っているアーティストの息遣いもリアルに感じられ
表情は軽めだけれど安定感は滅茶苦茶よい。
SNが良くどんなミュージックソースもある一定水準以上はこなしてくれている感じを受けました
(あまりいい事を書くとバージョンアップしてくれないかなぁ〜なんて…)。
まだまだお付き合い宜しくお願い致しますねぇ〜。

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